SUPER FOLK SONG


【ユーザーによる評価】 平均評価: 5.0/ 総数: 14件
[5点] 優れたミュージシャンはカバーもうまい
クラシックのピアノの知識あるのでわかるけどピアニストとしての技量も相当なものですよ。少なくとも汚い音でベシャベシャベーゼンドルファー叩いてるだけのトーリエイモスなんかよりははるかにいい。洋楽ばっか聴いてるので大貫さんの曲くらいしか原曲しらないんですけど、矢野さんのオリジナルとまったく変わらない感覚で聞けるってことはやっぱりそんだけ自分のものにしてるってことなんでしょうね。優れたミュージシャンはカバーもうまい。K.D.ラングしかりスティーナノルデンスタムしかりパティスミスしかりローラニーロしかり。 (2007-11-29)
[5点] ニューヨーク在住なのに、東京録音。
デビュー17年目にして、ファンならば誰もが待ち望んでいた引き語りアルバム。
しかも、全曲編集なしの一発録り。
「良い曲はすべて私の曲」と豪語して止まない矢野顕子が、
今作では全曲がカバー曲という構成(提供曲もありますが)。
曲のオリジナル音源を知っていると、アレンジが好きになれるかどうかは別としても、
その強引な感じがまた小気味良かったりもする。
この作品の発表時は録音の模様を収録したドキュメンタリー・フィルムも公開された。
その中で見られる矢野の表情があまりに真剣過ぎていて、ちょっとコワイ(汗)。 (2007-08-23)
[5点] ピアニストとしても偉大
25年位前、ラジオでピアノ弾き語りのスタジオライブを聞いて以来、ずーーーっとこういうアルバムが出るのを待ってました。
初めて聴いた時も、そして今でも、聴き終わったあとに大きな愛情に包まれた様な感覚になります。

それから僕はギター弾きですが、矢野顕子大先生のピアノ大好きです。
たとえばビル・エバンスもグレン・グールドも偉大なピアニストですが、ピアニスト矢野顕子も偉大です。

世界に誇る、日本のアーティストです。 (2005-10-21)

[5点] 子供の頃には持っていたのにいつのまにか忘れていた感覚が、戻ってくる。
香しい空気感に音がすっと溶けてゆきキラキラ光りながら私達のからだに入ってゆく不思議な彼女のこえ。原田宗則の小説のような素朴さや、夏の小さな美術館の静けさ。と思ったらピアノが時にみせるフォルテの感情にハッと気付き、あとは彼女のピアノの深さへとすいよせられて、再び星空へ―――。

五感で感じてしまわざるを得ないアルバムなのです。ロジックで説明する必要のないイノセンスやグルーヴ感。そういう至上のものを音楽は与えてくれますが、今作は誰でも客席の一人としてその空気の真っ只中におかせてくれています。

音符が、彼女のこえとピアノに合わせて楽しそうに跳ねている様子に期待して買ってください。 (2005-09-05)

[5点] オリジナルの名曲でさえ、矢野顕子さんの手にかかると・・・
ずばり、素晴らしい。
誰も真似出来ない矢野ワールド。
当時世間を轟かせた"SOME DAY"の情熱的な佐野元春のサウンドが、ピアノと矢野さんのボーカルで、こんなにしっとりとしたバラードになってしまう。
"HOW CAN I BE SURE"を歌い上げる情熱的な声は圧巻。
私はこのCDで曲を知ってからオリジナルを知る場合が殆どだったが、オリジナルの曲は全て名曲であった。
眠れない時のバックミュージックにしようものなら、ずっと聴き惚れて眠れない。
矢野さんの選曲の良さ、アレンジの良さ、その全てが矢野サイズに収まってしまう。静かな、おっとりとした、時に力強い名曲の数々。本当に素敵なCDです。  (2005-05-28)
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