UC YMO [Ultimate Collection of Yellow Magic Orchestra] (通常盤)

【作品紹介 - Amazon.co.jpより - 】
YMOのベスト盤はこれまでに何度となく出されてきたが、今回の新編集ベストは坂本龍一が監修・選曲などに携わった手の込んだ作りで、決定版といえるだろう。まず特筆すべきは音質の向上。坂本が「世界最高のエンジニア」というテッド・ジャンセンのリマスタリングによって、各楽器がくっきりと分離してクリアになり、しかもアタックの強い音に生まれ変わった。選曲は中期の曲がやや少ないものの、YMOの軌跡を年代順にほぼまんべんなくカヴァーしていて、彼らの変遷ぶりをはっきりととらえることができる。そしてレア・トラックは、「BEHIND THE MASK」のラジオCM用音源、カヴァー曲「恋人よ我に帰れ」の未発表音源2曲をはじめ、映画『プロパガンダ』で使われた「M-16」、「開け心―磁性紀」のステレオ・ヴァージョンなど、アルバム未収録曲5曲も追加。散開から20年を経て、過去の曲にまた新たな息吹を与えたといえる作品だ。オリジナル・アルバムや過去のベスト盤を持っていても、本作を買う価値は絶対にある。(小山 守)

【ユーザーによる評価】 平均評価: 4.0/ 総数: 36件
[4点] 『中国地方の女』
YMOを買うのは辞めましょうと言いつつ
また出ちゃいました(照)的な三人。
圧縮音楽で聞いてる現代人にとっては、プレイヤの分解能と耳の悪さも
手伝って、Remixされても何が新しいのか古いのかわからない。
下手すると意図的に混入されたノイズサウンドも、
性質の悪い変換ソフトが親切に間引いてしまう。
また生でライブやって欲しいなぁ。ライブアルバムなら買います! (2007-03-26)
[5点] Ted Jensenのマスタリングが見事
2003年8月リリース。昔LPで聴いた『増殖』の『Nice Age』・『CITIZENS OF SCIENCE 』・『TIGHTEN UP (JAPANESE GENTLEMEN STAND UP PLEASE)』が聴きたくなったのだが、『増殖』を普通に選択しなかったのはTed Jensenのマスタリングに期待したのだが大正解だった。各楽器が実にクリアになっていて聴いていて気持ちが良い。インナー・スリーブの中でわざわざ坂本龍一が彼のマスタリングについて一言触れているのも頷ける。

それ以外にもレア・トラック『M-16』など価値の高いベスト盤になっている。マスタリングはこうやって欲しい、の見本みたいなアルバムである。 (2007-01-08)
[5点] やべえ
ymo初めて聞きました
やっぱ天才ですねー
メロディが心地よすぎますよ!!
入門として買うのは全然アリなんじゃないかと思います (2006-06-07)
[4点] 「M-16」聴きたくて購入
いつもベストアルバムの類は買うのに躊躇していますが、YMOのオリジナル映画「プロパガンダ」のエンディング曲である「M-16」聴きたさに購入しました。
このM-16は写真集「period」の特典付録CDに収録されていますが、現在写真集(CD付の状態)を手に入れるには手間とお金がかかる様子(オークション等で1万円前後)なので、今回のM-16の収録は嬉しい限りです。それだけで満足です。

坂本氏の1曲ごとのコメントは坂本ファンならば関心をもつかと思います。
かなり軽いノリで5行程度で書かれています。文末の絵文字がなんともいえませんが・・・・。 (2006-01-08)
[5点] レコードに近いと思う。
テクノドン以外の作品は全てレコードで聞いてきました。このSACDは...初期のハイファイ感、中期のローファイ感、後期のデジタルの音の悪さ、再結成時のゴウホトダの絶妙なミックスといいところも、悪いところも明確に分りました。でもいいところのほうが多いと思います。特に感動したのは、テクノドンからの1曲(pocketful〜)。スピーカーから音がムクムクと生まれてくる感じ。SACDもってる方は聞く価値十分です。

(2005-12-27)
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Tag : YMO

BGM

【作品紹介 - Amazon.co.jpより - 】
「YMOの最高傑作」と評されることも多い問答無用の名作なのだが、その内容は、「ソリッド・ステイト・サヴァイバー」のキラキラとしたポップ感からはまったく想像できないほど、暗く、重い。陰鬱なムードを漂わせる旋律、抽象的な印象を与えるリズム、深い海の底にいるような気分になってくる音像。アンビニエント・テクノ、エレクトロニカの先駆けともいえるこのアルバムによってYMOの3人は、自らが作り上げたイメージ(近未来的で、華やかで、軽やかで…)を徹底的に破壊してしまう。「BGM」というタイトルも、とても示唆的。(森 朋之)

【ユーザーによる評価】 平均評価: 5.0/ 総数: 38件
[5点] 《求道者》というライフ・スタイル
ヴァーチャル化していく世界の中で、失われた真実を探し求める、魂の軌跡。それが、このアルバムだろう。混沌とした社会の中で、《求道者》という、古くて新しいライフ・スタイルを復活させた作品として、聴くこともできる。今聴いても、やっぱり傑作です。 (2008-05-14)
[5点] ピコピコ音楽からの脱却
常に裏切りを楽しんでいるかのようなYMO。
当時中学生だった私もこのアルバムには度肝を抜いた。

今までのYMOのイメージを覆す音の構築に慣れるには
相当の時間を要したが、今では最高傑作の一つだと思っています。

聴けば聴くほど何度も聴きたくなる不思議なアルバム。
随所に録音や音のアイデアが詰まっている濃縮音楽。 (2008-02-19)
[5点] 時代背景とClassics1
問答無用の大名盤(LP1981年リリース、1999年リマスター)。当時の音楽としては、世界レベルで最先端に立った、日本初のクラシックといえる作品。
語り尽くされた名盤なので、ここでは素人耳で聴いたリマスター後の特徴を以下にレビューします。
・全般的にリズム系の音が太くなった
・"Happy End" のくぐもった音が立体的になった
・"1000 Knives" が、インダストリアルのような迫力になった
・"Loom" の水滴のような音がしっかり聴こえる
リマスター効果抜群! おすすめです。
余談ですが、時代背景から考えると、この作品が81年にリリースされたのは奇跡だと思います。「歌年鑑'81」という81年のヒット曲を集めたCDがありますが、そこに収録されている曲は "ルビーの指輪" "ギンギラギンにさりげなく" "大阪しぐれ"(イモ欽も・笑)…歌謡曲と、ニューミュージック(シティーポップ?)が中心という状況です。個人的にはアジア感も結構残っている年だったと思います。そんな年に出た、抽象的で暗く、世界でも最先端の「BGM」と「Technodelic」…1位を取れなかったとはいえ、「BGM」2位、「Technodelic」4位と、内容からすると意外とヒットしています。1981年は不思議な年だと思います。 (2007-09-28)
[2点] そんなにすごいのか?
YMOイヤーの1980年が終わって最初のアルバムがこれでした。RYDEEN路線を期待して買った我々の耳に飛び込んで来たのは暗くて憂鬱な音楽。周りにいたYMO好きの友達も半分以上が「YMOはもう聴かない」と離れていきました。後年、評価がグングン上がって、今ではYMOの最高傑作と言われてますが、正直そこまでのすごさは未だににわかりません。でも、いまさら「BGMはツマンナイ」とは言えない風潮が蔓延していて、私の耳がおかしいのか、周りがおかしいのかと不思議に思う一枚です。でも、今でも聴いているのだから、それなりに良いのだろうと思うのと、LPの裏ジャケットの機材リスト(値段付き)は見ていて楽しかったので、星2つくらいかな。 (2007-09-04)
[5点] 名盤。
 ご存知細野晴臣氏、高橋幸宏氏、坂本龍一氏によるtechno pop band、ymoの5th album。原盤は1981年alfaから。

 他のリリースと比べると若干シリアスですが、音はかなりnew wave / techno popで、kraftwerkやdevoからnew orderらへんへの流れの途中にあってもおかしくないと思います。いかにも80'sなビートとシンセの鳴りかたには、やっぱりdisco的なノリを感じざるを得ないし、結構ダンサブルなんです。

 日本の音楽史を見てもかなりの活動をなさっている3人だけあって、曲・音・アイディアのセンスは凄いし、その反面とてもユニークでコミカルな要素が散りばめられているのはズルイ。ジャンルとしても自ら新しいアプローチを確率させつつ、殆ど完成・自己完結させてしまっているのもズルイと思います。

 1000knivesやcue、loomが特に良かったです。 (2007-09-02)
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パブリック・プレッシャー

【作品紹介 - Amazon.co.jpより - 】
初めてのワールド・ツアー「TRANS ATLANTIC TOUR」における音源を収録したライブ・アルバム。サポート・ギタリストとしてツアーに参加した渡辺香津美(!)の演奏が契約の問題でカットされてしまい、彼のフレーズはすべて、坂本龍一のシンセサイザーに差し替えられている(このエピソードから、「公的抑圧」というタイトルが生まれたとか)。ギタリストにとっては悲惨な話ではあるが、エディットとエフェクトを駆使したサウンド・メイキングは、きわめてYMO的。高橋幸宏のシャープにして繊細なビートも冴え渡っている。(森 朋之)

【ユーザーによる評価】 平均評価: 5.0/ 総数: 34件
[5点] 元祖、レイヴ。
ものすごくヒットしました。
兄貴や、その友達がレコードをカセットテープに録音して、カーステレオで爆音で聴いていました。(暴走族!?)
これね、ローファイなオーディオで、ローノイズのテープに落とし、これまた安いカーステレオで、爆音できくと、音が歪んでいい感じになるんです。
車内で低音が歪みまくり、高音が耳をつんざき、中音が割れまくる。
今のクラブで、爆音で音楽を聴くみたいな感じになるんです。
元祖、レイヴ!ケミカルブラザーズもまっつ青です。

シンセをライブで演奏、世界ツアー。
これは、当時としてのそのすさまじい暴挙を記録したものです。
結局、音はスタジオでいじられますが、このすさまじいグルーヴは、いっこうに衰えていません。 (2007-11-16)
[5点] イカしたロックアルバム
特に理由はありませんが、もう20年以上このアルバムを聴いてません。にもかかわらず、今でも頭の中で音を鳴り響かすことができます。それくらい聞き倒した一枚です。それまでに聴いたどの音楽よりもグルーブ感があって、音のひとつひとつをもらさず聴き拾っていました。思えば、当時はお金も無くてLPなんてめったに買えなかったので、一枚一枚丁寧に聴いてましたね。テクノとかシンセとか関係なく最高にイカしたロックアルバムです。日本ロック史上最高のライブ盤と思ってます。 (2007-09-04)
[5点] とにかく、最高!
まあ、オーバーダビングは周知の事実ですが(そんなことが分かったのはアルバムが発売されてから何年も後の事ですけどね)、そんなことを全く感じさせない圧巻のライブ盤です。ユキヒロの歌うハイハット。こんなハイハットを叩けるドラマーが他にいるでしょうか!?教授の怒濤のシンセソロ。ライディーンの畳み掛けるソロは鳥肌ものです。そして、細野さんのファンクベース!このベースラインはなかなか真似は出来ません。
もちろん、アルバム全曲お薦めですが、中でもコズミックサーフィン。1stとは全く違うアレンジ。『格好いい』という形容がこれほどまでに合う曲は日本の何処を探しても見付かりません。この曲だけを聴く為に勝手も絶対に損はしないアルバムです。 (2007-03-20)
[5点] テクノポップじゃないよこれ
Techno-Popは好きじゃなかったけど、これにはハマりました。YMO初期のライブはRockしててカッコイイです。
当時、レコード会社の都合で渡辺香津美のギターがカットされ、坂本龍一が後乗せでキーボードを充ててますが、これが相当キテます。
後で聴いたギター版には逆に違和感を感じました。(慣れるとこれまたカッコイイですが)
個人的にはこの人民服時代が一番カッコイイと思います。この後YMOは変わっていくんですが、本人達が飽きちゃったんでしょうね。もうちょっとこの路線で続けて欲しかったなぁ。 (2007-02-17)
[5点] 最高傑作
これまでYMOのCDを聞いてきて最高のものと評価します。20年以上も前の当時のLIVEの演奏が新鮮に聞こえました収録曲もはずれなしで時間は短いのですがボリュームを感じました。 (2006-12-03)
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イエロー・マジック・オーケストラ


【ユーザーによる評価】 平均評価: 4.5/ 総数: 14件
[4点] 所謂、東京盤。
細野さんの青写真に基づき制作された1stアルバム。
ちなみに、皆さんご存知の様にこのアルバムには「東京ミックス」盤と「USミックス」盤が存在しますが、お好みでどうぞ。としか言えないんですよねー。音の感じは圧倒的に、この「東京」盤が好きなんですケドねー…。 (2006-12-22)
[5点] 80年代、世界を熱くした...
幼年期に、初めて本気で音楽にハマッて、自分のお金を貯めて買った、記念すべき第1弾アルバム!
もう、この人たちの凄さはみんなご存知だと思うのであえて我輩は語らないが、世界のエレクトロミュージックは、YMOがいなければ、現在のシーンはなかったかも。。。って言っても、言い過ぎではない、グループだよね。。。!
もしこのアルバムを知らなくても、この次の2ndアルバム「ソリッド ステイト サバイバー」に入ってる、ライディーン、テクノポリスは皆も大ご存知な曲だよね=*^-^*=
幼年期に、ライディーンの中にこれまた懐かしのインベーダーの音が入ってる場所で、友達と音に合わせて、テーブルに座ってインベーダーを打つ真似をして盛り上がった思い出がある。。。
そういえば、YMOは音だけではなく、テクノカットや人民服なども流行らせたよね!
マスター オブ テクノじゃ〜〜〜!
聞いてミョ〜〜〜っ('ρ`)
(2006-04-09)
[2点] ジャケットデザインは、アールデコ
暗中模索か?
まだ、完成度は今一歩かと思います。初回盤ですから。
YMOとして、日本向けアルバムとした、
LP盤はなかなか入手が困難で、探しまくりましたが何とか入手しました。それで、CD盤が出るとは・・
淡々と曲は流れていきます。
「東風」が、ワールド盤と大きく違います。要聞くべし。
YMOのモニュメントみたいなアルバムです。 (2004-12-22)
[4点] YMOの原点です。
本作品は80年代に彼らのヒット作品を何作か聞いた後、レコード店で見つけて入手した記憶があります。中味についてはUS盤とほとんど変わりませんが私は彼らの原点をこの作品で感じました。タイトルも細野氏の作品として扱われており、ジャケットのデザインも先鋭的洗練さは感じられず、抽象画に毛が生えたようでとても新しいサウンドを使っているイメージが沸きませんが、私はそこに何かオリジナリティーと細野氏をはじめとする彼らの新しいジャンルへのチャレンジ精神が感じられました。 (2004-08-08)
[5点] 一時代のモニュメント
細野・坂本・高橋といった才能あるアーティストが集結して創り上げた、
「イエローマジックオーケストラ」というコンセプト。
そのエッセンスが十二分に詰まった記念碑的アルバム。今思えば、BGMと
して使うにはこれほど完成されたアルバムも少ないのではないかと感じる。
もちろん良い意味で。

日本が誇る、そして日本でなければ作りえない作品であると思います。
そのキッチュな雰囲気・皮肉たっぷりの遊びゴコロ・センスある音創りなど、
全編に染み渡る彼らのエッセンスが最初から最後まで堪能出来ます。
何故全曲英語歌詞に拘ったのかも、今聴いてみると良く分かりますね。

今更紹介する必要もないメジャーな曲(東風やファイヤークラッカー等)
以外に、素敵な名曲「シムーン」や「マッドピエロ」など、聴き所も一杯。
最初にして既に完成形を創り上げてしまった、という意味では、やはり
長続きはしない宿命のユニットだったのかもしれません。
それはともかく今の若い人には是非一聴をお薦めします。 (2004-06-16)

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サーヴィス

【作品紹介 - Amazon.co.jpより - 】
「散開」を決めたYMOが、文字通りファンへのサービスとしてリリースしたアルバム。YMOの楽曲の間に劇団「スーパーエキセントリックシアター」のギャグが挿入されるという構成は、『増殖』とまったく同じだが、こちらの方はどことなくノンビリとした印象を与える。楽曲は、YMOというよりも、細野、坂本、高橋の音楽的個性が全面に出た仕上がりで、1980年代を代表するバンドが消滅してしまうことへの感傷はまったく感じられない。もちろんサウンドのクオリティはきわめて高く、じゅうぶんに楽しめる作品に仕上がっている。(森 朋之)

【ユーザーによる評価】 平均評価: 4.0/ 総数: 16件
[2点] もっとサービスしてほしい。
サービスとアフターサービスはまずジャケットがひどい。
あれだけ意匠に力を注ぎ80年代初頭のカルチャーシーンを引っ張ったYMOの作品の顔とは
思えないほど、適当なつくりである。
サービスになっていない。
浮気なぼくらはまだ歌謡曲やPOPというテーマがあったからそこそこ保ってたが、
ここには目的、目標がない。
音楽はTHE MADMEN以外はもうテクノではない、普通の当時言うところのAOR。
YMOの囲いが外れていて、そんじょそこらの音楽になっている。
思えばこの年のいわゆる散開ツアーもほとんど70%くらいテープ演奏でひどかった。
これを評価するファンは素人だと思う。
YMOは81年で終わっている、83年と再生はYMOではない。
全体をやる気の無さのオーラが取り巻いている。
(2008-02-14)
[4点] 意外なサービスポイント
幸宏さん主導ということもあってか、ニウロマンティック(≠ニューロマンティック)な空気も漂うアルバム。しかし、音は意外なことにアメリカンAOR風味(あくまでもYMOの作品の中では)。ライナーの教授のインタビューに「ボブ・クリアマウンテン(80年代のスーパースターの作品をほとんど手がけたと言っても過言ではないエンジニア)からの影響があったかも」と書いてあり驚きました。「尖った部分」が強調されるYMOですが、よく考えてみるとお三方とも70年代はバリバリのセッションミュージシャン。アメリカのスタジオミュージシャンの職人気質みたいなものにもかなり精通しているので「洗練された(プロの)音」に対するこだわりも相当なものなのでしょう。特に“Perspective”で顕著に現れているように思います。
散開記念作品のため、ほぼソロの寄せ集めだったとかで、今の耳でこの作品を聴くと余計にバラバラに感じられます。特に“Madmen”はその後の細野作品「SFX」の雰囲気が濃厚です。
全体的にそれぞれの持ちネタの小出し感が出ていてパワー不足な感じのする作品ですが“以心電信”は名曲!!!です。 (2007-09-09)
[4点] それは1983年の冬だった
1983年の12月に事実上の解散を発表していたYMOは、散開ライブツアーを11月から行った。
当時、高校3年だった僕は、12月19日、親に黙って福岡国際センターに行った。
このアルバムはその5日前、12月14日に発表されたものだ。
予約して当日に入手し、ライブ前に数回聴いた。
特に印象に残るものを挙げておきたい。

『以心電心』'83年は国際交流年であったが、そのテーマソングがこの曲だ。前作『浮気な僕ら』で
この曲のサワリを聴く事が出来る。何となくビートルズのサージェントペパーズを髣髴とさせるサウンドだ。

『SEE-THROUGH』細野さんの性質が音色によく現れている曲。
サビの『we're still runnin'…』からの展開は鳥肌モノである。幸宏さんのボーカルもいよいよ冴えている。

『Perspective』教授の曲。サウンドストリートで自ら、『この曲の訳としては眺望が正しい』と言っておられた。
日々の何気ない生活を淡々と歌う本作は、シンプルで透明感に溢れているが、不安定感を感じさせる音空間が、
YMOという磐石の一枚岩が、もうそうではないのだとうっすら感じさせる造りである。

曲の合間に入る、三宅裕司のSETによるギャグは、素直に面白かった。毒や悪気の無い笑いとでも言うべきか、
スネークマンショーがモンティ・パイソンだとすると、SETはひょうきん族的な笑いかと思う。

活動中の作品としてはこれが最後のアルバムであるので、これ以上YMO作品が新たに登場することは無いと思うと、
大変残念だった覚えがある。(実際には再結成などもあったが。)
いずれにしろ、このアルバムは普遍的な名作になり得る作品であろう。☆4つである。 (2006-10-19)
[4点] ありがとう!YMO!
YMOのラストアルバム‥。 正直、「BGM」、「テクノデリック」あたりから教授、幸宏、細野それぞれの個性で表現された曲が多くなりYMOの共同作業でアルバムが作られた印象は薄くなっていった…。ソロソロYMOも‥と思っていたら案の定、散開!このアルバムは彼らの最後のものとなった。曲数は少なめで曲間に、三宅率いるS.E.Tがギャグを飛ばす!今聴くとサムイのもあるけど、YMOメンバーとの「地下脱出」は傑作!「小倉!‥お前が叩きつけてるのは、坂本の頭だぞっ!」 その後の教授のストイックな演技に爆笑!それだけじゃなく、YMOの曲も出色の出来!「地下脱出」の後の「シャドウズ オン ザ グラウンド」は本当に美しい名曲だと思う!‥夕暮れに、この曲を聴いて涙が出そうになった事もある‥。その他「チャイニーズウィスパー」「シースルー」「以心電信」‥みんな雰囲気のイイ名曲ばかりだ!しかし、なんと言っても最高の曲は、一番最後の教授の曲「パースペクティヴ」でしょうか‥?教授の数あるYMOの作品中、最も説得力のある名曲だと確信している!曲が終った後の‥「‥茶柱かぁ〜!」も色々、深読みが出来て興味深い!‥このアルバムでYMOともお別れ‥約5年少し、彼らと過ごした青春時代は今でも忘れ難い!‥ありがとう!YMO! (2006-10-16)
[5点] リマスター/リマスタリング→購入する価値あり
YMOのアルバムの中では、ちょっと異色な、AORっぽい響きのするアルバムです。
全曲英語(英訳はピーター・バラカン)の歌詞がついており、唯一「全曲歌えるアルバム」でもありますね。
The Madmenの歌詞が、なんとなくKeyに通ずるところがあって好きです。

曲の中では、坂本のPerspectiveが秀逸。
この曲は後に彼のピアノ・アルバム”/04”にも収録された、美しい曲です。
(その他、彼のライブ盤にも収録されています)

さて、手持ちの"サービス"の中でもっとも新しい盤、1998年のALCA-5224(これ以前の盤は全て同一音質)と比較してみました。
音に厚みが加わっていて、別のアルバムのようです。
音質比較の為に再生した際、ついつい全曲聴いてしました。
2003年の再リリース盤はまだ、
 1.BGM
 2.Technodelic
 3.浮気なぼくら+インストゥルメンタル
 4.サービス
しか聴いておりませんが、1、2は劇的に音質が変わっているにもかかわらず、3はほとんど変わっていなかったので、本作の音質向上はあまり期待していなかっただけに、うれしい誤算でした(ただし、1,2ほど劇的な向上ではありません)。

他のアルバムがどれくらい音質が向上しているのか、楽しみになってきました。 (2006-09-02)
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Tag : YMO