Eva by Heart

【紹介文】
アメリカ本土のサンディ・デニーのように、エヴァ・キャシディの声はできるだけ優美であろうとしているがそれでもソウルフルで、どこか不安をかき立てるが温かく、少なくともこの歌を聞いている間は、彼女ほどのシンガーはいないと信じさせるだけの何かをもっている。亡くなったこのワシントンDCのシンガーの声は純粋で、趣味の良いストリングスと彼女自身による天使のようなバック・コーラスに乗って、冒頭の「I Know You by Heart」で輝き、「Wade in the Water」で火を捉えており、この1997年のスタジオ録音アルバムでは決して衰えることがない。さらに、キャシディの豊かなヴォーカルは「Nightbird」や「Waly Waly」のような静かに内省するような曲に最も映える一方で、「Time Is a Healer」のように、ホイットニーやマライアの尻を蹴飛ばすメリスマのような激しさが聞ける奮闘ぶりも楽しい。初めてキャシディを聞くのならば、このCDか『Songbird』のコンピレーションが最初の1枚としては最高だろう。この偉大なるアメリカのアーティスト入門編として。(Bill Forman, Amazon.com)

【評価】 平均評価: 5.0/ 総数: 2件
[5点] アコギ持って写っているジャケ見て、“フォーク・シンガー”だと思っちゃダメよ!!!
声が良い! んで歌が上手い! ジャケット見て「癒し系フォーク・シンガーかな・・・」と思って買ったのですが・・・これがまた、ソウルフルなフレージングで絶唱! 僕の中ではもう、ほとんど“ソウル・アルバム”扱いですね、コレは。  (2007-02-16)
[5点] もうひとつの名盤
このアルバムは、名盤(と言っていいのではないかと僕は思います)"Liveat Blues Alley"と並ぶほどに完成度が高い。7曲目の、Chuck Brownをゲストに迎えた"Need Your Love So Bad"が、このアルバムにとっての絶妙な「読点」になっている。

まず、楽曲のバリエーション。

選曲にメリハリがあり、似たような調子のものが連続することはない。水の中をゆっくりと歩むかと思えば、突然の全力疾走、遥かな空に向かっての高いジャンプ、大地へのスライディング、草原の上のギャロップ・・・釣ったことがある方しかわからない表現で恐縮なのだけれど、それはまるで、「ネイティブ大物虹鱒のファイト」のように変幻自在だ。

次に、レコーディングの音質。
このCDでEva Cassidyならではの深い奥行きのあるボーカルを十二分に味わえるのは、プロデュースとレコーディングを担当したChris Biondo(一時期Evaの恋人だったとのこと)の力量によるところが大きい。大地からの湧水のように透き通ったEvaのボーカルは、Chris Biondoという優れたパイプによってリスナーに届けられた。Eva Cassidyという名の「泉」は涸れてしまったけれど、彼女の歌唱を完成度の高いプロダクトとしてカタチにしたChris Biondoの功績は、はかりしれないほど大きい。

そして、Evaの、歌を唄う能力の高さ。
聴くほどに飽きないボーカル、という矛盾をはらんだ言い方をしたくなるほどに、Eva Cassidyの歌はいつでも聴覚の敏感な部分を刺激してくる。ハイトーンの領域にさしかかって声がかすれかけるあたりから、さらに高い領域まで昇っていくことがEvaには可能だ。歌の軌跡は途切れずに、しかも勢いを失うことなく、のびていく。使い切った燃料タンクを切り離しながら上昇していくロケットのよう、に。 (2003-06-23)

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 ・ Live at Blues Alley
 ・ American Tune
 ・ Imagine
 ・ Songbird

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Songbird

【作品紹介 - Amazon.co.jpより - 】
本作はエヴァ・カシディが地方レーベルからリリースした3枚のアルバムから選りすぐられている。その忘れがたき美しいボーカルは、33年の短い生涯のあいだ、ホームタウンのワシントンDC以外では無名に近かった。1996年に皮膚癌で亡くなるまで、変わることのない純粋さと、クラシックナンバーでも最近のナンバーでもまるで彼女のために書かれたかのように聴かせる驚くべき才能で、彼女は歌いつづけた。その並外れた解釈によりスティングの「Fields of Gold」はタイトルにふさわしい作品になっている。また、このアンソロジー盤の他のナンバーでは、彼女はポップス(クリスティン・マクビーの「Songbird」)、ソウル(「People Get Ready」)、ゴスペル(「Wade on the Water」)、トラディショナルなスタンダードナンバー(「Autumn Leaves」「Over the Rainbow」)といったジャンルで伸び伸びとした演奏を聴かせてくれる。彼女はたぐいまれなボーカリストであり、どんなナンバーでも最適な解釈で歌う。それは、そのソウルフルな澄んだ歌声とみごとな表現力に、ジャズやポップスの控え目なアレンジをほどこしたおかげである。本作はこの本物の才能を持ったボーカリストの優れた紹介状と言える。(Billy Grenier, Amazon.com)

【ユーザーによる評価】 平均評価: 5.0/ 総数: 14件
[4点] 私は Laura Fygi のファン
Eva Cassidy、確かに良いのですが、Laura Fygi のほうが何倍も良いですよ。アルバム「Bewicthed」、「Turn Out The Lamp Light」がおすすめ。 (2007-12-08)
[5点] 心が疲れたら…
ノリノリになったり、しっとりと歌い上げたり、
ゴスペル風あり、ジャズ風あり。エヴァのさまざまな面が楽しめます。
中でもタイトル曲の『Songbird』と『Over the Rainbow』は
このアルバムの《聴き所》だと思います。
『Songbird』はヘッド・フォンで聴くとアコースティック・ギターの音と、
エヴァ自身のコーラスが心に沁みてきます。
後者の原曲はミュージカル映画『オズの魔法使い』で
主演のジュディ・ガーランドが歌った『虹の彼方に』。
あのナンバーもエヴァが歌うと素晴らしい《癒し》系の歌に。
仕事に追われ、家族に追われ、ときに自分を見失いかけ…。
心が疲れたときに聴いてほしいアルバムです。 (2006-09-19)
[5点] 本当に本当に素晴らしいアルバム。
本当に素晴らしいです。

最後の曲のOver the Rainbowは涙が出てきそうになりました。
私の中ではEvaのOver the Rainbowが一番ベストです。

もうEva Cassidyは亡くなっていて、ライブでは聴くことが出来ないので、いろいろな人に彼女の歌声を聞いてもらいたい!です。 (2004-10-31)

[5点] フリートウッドマックのソングバードをカバー
はじめてこのアルバムを聴いたのはフリートウッドマックのカヴァーソング特集で特にメンバーのクリスティンマクヴィーの曲のこのソングバードを
彼女がカバーするのをきいて
思わずアルバムごと聴きたくなった曲でもある。

オリジナルもカバーもどちらでもすごくいいとおもったのは
この曲だけかもしれません。 (2004-02-03)

[5点] 素晴らしいの一語に尽きる
”Songbird”、1月前に購入しましたが、以来毎晩のように聴いています。何かとても優しく、幸せな気持ちになれる、そんなアルバムです。”声が良くて歌が上手い”プロのとして当然な要件ですが、こう言い切れる歌手の何と少ないことか。この点で Eva Cassidy は正に本物のプロであると思います。これ程の歌手が、生前余り世に知られていなかったのは、とても不思議でそして残念な気がします。追加で購入したEvaのもう1枚のアルバム”time after time”、こちらもお薦めです。 (2003-09-19)
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Live at Blues Alley

【作品紹介 - Amazon.co.jpより - 】
1996年1月にジャズクラブ、ブルーズアレイで行われたこのライヴの聴衆をうらやまずにはいられない。エヴァ・キャシディのボーカルには、アレサ・フランクリンのソウルとビリー・ホリディのくすんだメランコリーとジャニス・ジョプリンの生々しい情熱がひとつに溶けあっている。だが、その声が二度とレコーディングされることはない。このライヴのあった年の暮れにエヴァは癌で帰らぬ人となった。そして、彼女が残したわずかなばかりの遺作が死後に発見され、世に知られることになった。けれども、この知られざるライヴを、あの日ブルーアレイにいた幸運な聴衆はずっと前から知っていたのだ。ありがたいことに、エヴァのプロデューサーであり助力者であり(一時期は)ボーイフレンドだった、クリス・ビオンドは後々のことを考えてエヴァのライヴを録音していた。あの小さなクラブの暗い片隅に居あわせ、彼女のギターと素晴らしいボーカルに魅了される場面を想像してみるがいい。ライヴはジャズをメインとしたスタンダード・ナンバーで構成され、ブルース調のナンバーと片思いを歌ったナンバーが交互に演奏される。けれども、フォーク・バラードも忘れられないほどの繊細さで数曲歌っている。(スティングの「Fields Of Gold」はひときわ輝いている)。完全主義者のエヴァなら、ピート・シーガーの「Oh, Had I A Golden Thread」のスタジオ・ヴァージョンを含めないで本作をリリースすることを拒んだろう。そんな本作だが、各ナンバーは彼女の手により磨き上げられ宝石のようだ。ジョニー・マーサーの不朽の名曲「Autumn Leaves」の澄んだ美しさ、ビリー・ホリディの「Fine And Mellow」の軽快なブルース、アル・グリーンの「Take Me To The River」のアップテンポのソウル。エヴァのリリースしたアルバムはわずか4枚しかなく、うち1枚は他の3枚のコンピレーション盤である。そんな彼女の歌声に病みつきになったリスナーにとって本作はマストアイテムと言える。(Mark Walker, Amazon.co.uk)

【ユーザーによる評価】 平均評価: 5.0/ 総数: 10件
[5点] 孤高のシンガー
このアルバムを☆5つにしなくて何に付ける。

これほど歌に魂を込めて歌える歌手がどれほどいるのか。
歌詞の意味など判らなくても情景が目に浮かぶ。

このアルバムは永遠のマイ・フェヴァリットになるであろう。 (2007-10-17)
[5点] 奇跡のような一枚
こんな奇跡のようなライブがあったんですね。この場に立ち会えた人が羨ましい限りです。
Evaは天衣無縫に、鳥のように歌っています。
比喩でなく本当に体が震えました。本当にいいものは最後は理屈抜きに体にきますね。
歌だけでなく、選曲、アレンジ、バック、客、全て素晴らしいです。
普段ジャズを聴かない方でも、音楽が好きな方には必ず訴えかけてくるものがある
アルバムかと思います。 (2007-09-11)
[5点] 世界遺産。
ある日インターネットラジオで聴こえてきた ♪Fields of Goldに耳を奪われた。勿論スティングの原曲は知っていたのだが、この原曲を遥かに上回るパフォーマンスには自然と涙が出てきた。殆どアコギ一本による極めて簡素なアレンジの中で歌われるEva Cassidyの声は本当に素晴らしい。他のどの曲にも共通していえるが、わざとらしさや押し付けがましさなど微塵もない。こんなに軽やかでパワフルで尚かつ美しく歌うシンガーを私は知らない。Jeff Buckleyが好きな人にもお勧めしたい。♪Hallelujah等に通ずるものがあると思う。なんで良いシンガーは夭逝してしまうんだろう。 (2006-09-29)
[5点] とてもすばらしいライヴですよ。
Evaの心地よく染み込んでくる歌声もバックの演奏もとても抑制が効いていて、ゆっくりと落ち着いて耳を傾けることができるライヴハウスならではの、
すばらしいライヴですよね。 (2005-12-20)
[5点] Eva の全てを知りたい・・・
なんと言う透徹とした歌声なのでしょう。飾りもなく、てらいもなく
エバのピュアリィ・ヴォイスはジャンルを超えたソウル・サウンド
そのものです。別のCDですが、「You've Changed」 がswingyで大好きです。 (2005-10-14)
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Time After Time

【作品紹介 - Amazon.co.jpより - 】
エヴァ・キャシディのストーリー(驚くべき才能、純粋さ、飾り気のなさ、名声に対する無欲、33歳という若さでの癌による急死)は大きな注目を集め、人々の、とりわけ英国民の想像力をかきたてた。エヴァの声は一度耳にしたら忘れられない。ヴィブラートと揺るぎない音程によりとぎ澄まされた、ピュアで透明感あふれる歌声を、エヴァはハスキーなブルースから力強いバラードや素朴なフォークソングにまで巧みに取り入れた。だがエヴァの歌はレコード会社の重役たちには荷が重すぎたようだ。彼らはあの無限の才能を持て余した。その結果、エヴァはほんのわずかしか作品を残さず、その多くは、友人であるベーシストのクリス・ビオンドの持つワシントンDCの小さなスタジオでレコーディングされた。そこでの録音が本作のトラックの大部分であり、なかには飛びきりのパフォーマンスもある。本作は、あまりにも短い生涯を送ったすばらしい人気シンガーへの感動的な入門盤と言える。(Dave Gelly, Amazon.co.uk)

【ユーザーによる評価】 平均評価: 4.5/ 総数: 6件
[5点] 『ジンッ;_;)』ときます。
一度聞いたら、心をグッとわしづかみにされるような弾き語り。
優しくて、力強くて、ちょっとハスキーだけど、とてもきれいな声。
ギター1本で淡々と歌っているのが、またいいです。
私のお勧めは『アニバーサリー・ソング』とタイトル曲の『タイム・アフター・タイム』。
そして《サイモン&ガーファンクル》の曲をカバーした『キャシーの歌』。
ほかにもいい曲がいっぱい入っています。
暮れゆく海を見ながら聞くと『ジンッ;_;)』ときます。 (2006-09-17)
[4点] こんなカバーは素敵です
今月偶然TVのチャンネルを変えていたらこの方の「time after time」に出会いました。番組はNHK教育のスーパーマン(?)です。
その僅か30秒弱に心強く惹かれてしまいました。最初は何か聴いた事があるメロディだな〜とピンと来なかったのですが、そのあとすぐタイトル部分を歌っていて分かりました。それほど、独自の解釈で歌われた魅力ある印象的なカバー曲です。

地上波ではUSのドラマを最後まできっちり放送するわけではないので、エンドクレジットが流れず、誰の歌声かをその時は確認できませんでしたがサントラを検索すると収録されているではありませんか!そこから歌手名が分かり、勿論Evaさん単独のCDを手に入れました。同時にsongbirdも購入したのですが素晴らしいの一言です。長く聴ける極上のアルバムだと思います。 (2004-01-25)

[5点] Evaの、シンプルなアコースティック。
Eva Cassidyの歌唱は、それを分類することがなんの意味も持たないという意味では、Nora Jonesのそれととてもよく似ている。分類することができない、というほうが正しいかもしれない。彼女がカバーできる範囲があまりにも広いからだ。その唄は、あるときは陽だまりの暖かさのあるフォークであり、突き抜けていく青空を思わせる洗練されたカントリーでもあり、夜の闇に静かに燃えるブルースであり、そしてまたジャズでもある。このCDに収録された"Easy Street Dream"など、かのJanis Joplinがよみがえったかのようでもある。
けれど、全体として、Eva Cassidyは他の誰にも似ていない。彼女は、ほかの歌手たちがつくりあげているのとは明らかに違う世界を僕たちに聴かせてくれる。彼女の「発声」じたいにすでに大きなオリジナリティーがある、ということなのかもしれない。ひとたびEva Cassidyが誰かの曲を唄えば、それはすなわちEva Cassidyオリジナルの「歌唱」になってしまう。「歌を唄う」とはそもそもこういうことなのではなかったのか、という気さえする。
このアルバムには、シンプルなアコースティックギターの弾き語りが多く収録されている。"Penny to My Name"が、とくに長く、僕の耳に残る。 (2003-04-26)
[4点] 昨年、ここで買いました。お気に入りになりました。
ぜひ、Live at Blues Alley も聞いて見ては、実力の分かる一枚です。 (2002-09-29)
[5点] 1人でも多くの人に聴いてもらいたい1枚
 ネットFMで偶然耳にしてからエヴァ・キャシディの虜になりました。アコースティック・ギターとベース、ボーカルというシンプルな編成で歌うシンディー・ローパーの名曲 "Time After Time"がとくにすばらしい。目の前で、自分のためだけに歌ってくれているような気がします。

 エヴァは1996年に33歳の若さでガンのためにこの世を去りました。生前はほとんど無名でしたが、たまたまエヴァの歌声を耳にした人々が口コミで伝える形で知る人ぞ知る存在となりました。彼女のベスト盤 "Song Bird"は英国でミリオンセラーになりました。日本でも、1人でも多くの人に彼女のことを知ってもらいたいと思います。 (2002-02-27)

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